我が家は12歳になる茶トラの王子様「むうくん」の王国。
好きな所で爪を研ぎ、真夜中の大運動会、食べすぎては床ゲボの置きみやげ。と、賑やかな毎日を過ごしております。
そんな楽しい愛猫との生活ですが、人と猫が楽しく快適に暮らすためには、それに適した住環境が必要不可欠!
今回ご紹介するペット用壁紙とペット用フローリングは実際に我が家でも使用している優れもの。
これからペットを迎える方やペット対応リフォームをお考えの方は要チェックです!
Contents
ペット用壁紙の主な機能
その昔、犬は庭で飼うのが普通、猫だって完全室内飼いになったのは最近の話です。しかし近頃のワンちゃんは大型犬でさえ室内飼いがトレンドですし、猫の完全室内飼育はモラルとして常識とされています。
それを受けて、ここ何年か前からインテリア資材メーカー各社のクロスカタログには、必ずペット用壁紙がラインナップされるようになってきました。
普通のクロスと何が違うのか?本当にペット専用クロスって必要なのか?お答えします。
引っ掻き傷に対する耐摩耗性が高いスーパー耐久性クロス
猫と暮らしたことがある方であればご存じの「壁での爪研ぎ」。
市販の爪研ぎ機を何個設置しようが、見向きもせずにお気に入りの爪研ぎスポットへ一直線に走っていき熱心にクロスをカリカリ。
我が家の場合はこの爪研ぎ行為を「アルバイト」と呼び、バイトするとおやつがもらえる仕組みが流行中。(結局はおやつを素早く献上し、爪研ぎをやめてもらう作戦)
ではなぜ壁で爪研ぎされても余裕で居られるのかと言いますと、「表面強化クロスの6倍の強度を持つスーパー耐久性クロスを使っているため」なのです。
このスーパー耐久性クロスを導入する前までは表面強化のペット用クロスを使っていました。普通の表面強化クロスでも、通常のクロスに比べれば十分な耐久性があるのですが、ちょっとした傷や引っ掛かりに爪がかかるとイージーに破けてしまうのと、同じ場所で爪研ぎを繰り返すと線キズが目立って来てしまうという弱点がありました。
この問題を解決しようとスーパー耐久性クロスに張り替えてから1年、愛猫は相変わらずお気に入りスポットでバイトしていますが、傷や剥がれなどクロスの表面上に何の変化も見て取れません。クロス自体を触った感触は「猫の爪程度では破れる気がしません。」
抗菌・消臭性能が高い「SIAA]抗菌加工クロス
多くのペット用壁紙で採用している抗菌加工の技術が[SIAA]抗菌加工。
よくロゴを目にしたことがあるこのSIAAですが、抗菌性能って目に見えないので、メーカーの言うことを受け入れるしかないのですが、「臭い」に関しての防臭効果は絶大であることは体感しております。
私は仕事柄、退去済みマンションの現場調査に行くことが多いのですが、部屋全体を包む生活臭に悩まされます。これはクロスを剥がすまではどんなことをしても消えません。それほどにクロスが吸い込んでいる菌と悪臭はしつこい。
しかし、[SIAA]抗菌加工クロスの場合、経年変化で褐色化したクロスでさえ、ほぼ無臭。抗菌効果はわかりませんが防臭効果は高いのです。(臭くないということは抗菌効果も高そうですけどね。)
我が家の場合、以前は普通のペット用消臭クロスを使用していたのですが、トイレ周りなどは少し臭う感じがあってファブリーズを常備しておりましたが[SIAA]抗菌加工のものに張り替えたら猫のトイレ周りも、全体のけもの臭も全くしなくなりました。
匂いがしなくなると空気がフレッシュになったような心地よさが得られますよ。
この章ではペット用クロスの優れたポイントとして高耐久と消臭に関してご紹介しました。普通のクロスとの性能差は歴然です。一度、高機能ペットクロスを使ったら、もう普通のクロスには戻れません。
猫の爪とぎでボロボロの壁紙にお悩みのあなた、是非使ってみてください。
- 細かいキズが気にならないならば普通の表面強化クロスでも十分ですが、予算が許せばスーパー耐久性クロスがおすすめ。
- フレッシュエアーを体感したいなら[SIAA]抗菌加工クロスがベスト。ペットのトイレ周りやキッチンには是非導入してください。
- スーパー耐久性と[SIAA]抗菌加工のどちらの機能も備えているクロスが最強です。
- 高機能クロスは導入コストはお高めですが、耐久性が高く、張り替え頻度が大幅に延長されるので結果的にリーズナブル。
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ペット用フローリングの主な機能
ペット用フローリングのストロングポイントといえば「滑りにくいこと」と「メンテナンス性が良いこと」。
この2点が優れているだけで、ペットと飼い主さんの生活快適度は劇的に向上します。
夜中に突発的に始まる愛猫の大運動会を、微笑ましく眺めていれる程の心の余裕が生まれることでしょう。
滑りにくく、傷がつきにくい。
さて、ペット用フローリングであるための条件として欠かせないのが、「滑りにくく、キズが付きにくい」こと。
ペットが本気でダッシュするときは爪と肉球のダブルで床を掴み、瞬発力を生み出しています。この動作時に後脚のグリップがすっぽ抜けると、股関節に相当な力が加わり怪我の原因となるのです。これを解消するために開発されたのが摩擦係数が高いペット用フローリングです。摩擦抵抗が上がると足がすっぽ抜けしにくくなり、怪我のリスクを下げられるという優れもの。しかも、爪によるキズが付きにくいというのも飼い主にとっては嬉しいポイントです。
耐水性が高く拭き掃除がしやすい
ペットを飼われた経験がない方は、フローリングの耐水性・耐アンモニア性・抗菌性なんて気にしたことがないと思うのですが、ペットと暮らすとなると相当重要なポイントとなってきます。
フローリングに水や飲み物をこぼして放置すると、変色や腐食の原因とななるのですぐに拭き取りますよね?それと同じでペットの吐き戻しやおしっこなども、迅速に拭き取らなければフローリングはすぐに傷んでしまいます。
しかしペットの吐き戻しやおしっこは、留守中だろうが旅行中だろうが待ってはくれないのです。さらに見えやすい所でしてくれれば良いのですが、発見がだいぶ遅れてしまう場合もあります。
そんな時にペット用フローリングの耐水性・耐アンモニア性・抗菌性のありがたみを知ることとなります。決してオーバースペックではなく、ペットと共生するためになくてはならない機能の一つです。
洋室の床材に関してはフローリング以外にも色々あるので一概にペット用フローリングをお勧めしにくいのは事実ですが、木の風合いを活かしながら、耐摩耗性や耐水性などの機能を追加したいのならばペット用フローリングはベストチョイスでしょう。
- クッションフロアやフロアタイルにはない木の風合いを楽しむのならフローリングがベスト
- 木の風合いにあまりこだわらないのであれば、ペット用クッションフロアが最強。
- カーペットはペットの足腰には優しいが、拭き掃除や抜け毛の掃除のやりずらさなど、メンテナンス性で大きく劣るのでNG。
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数多あるペット用フロア材、最強スペックはクッションフロア!
フローリングにこだわらなければ最強スペックなのがクッションフロア
ペット用フローリングの良さを得得と説明してきましたが、ここで天地返し。
木製にこだわらないのであればペット用クッションフロアが最強スペック。
クッションフロアと聞くと一昔前のビニール感満点の塩ビ床を想像しがちですが、最近のクッションフロアは一見してフローリングと見分けがつかないほどのクオリティ。しかもペット用クッションフロアは厚みもあり表面がマット仕上げになっているので高級感まで醸し出しています。
特筆すべきは消臭性能、滑りにくさ、キズの付きにくさなどペット用フロア材としての性能においては木質フローリングを大きく上回っているのです。
おまけに材料費&施工費まで安いとなればフローリングをやめてクッションフロアにする人が増えているのも頷けますね。
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ペットと楽しく、仲良く暮らしていくためには飼い主さんの心のゆとりが一番大切。愛猫が壁で爪研ぎしてても余裕。カピカピになった毛玉の吐き戻しを見つけても余裕。
ペット用クロス、ペット用床材ならその余裕を強力にバックアップしてくれることでしょう!
image source:DAIKEN,SANGETSU,EIDAI
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