内装工事

完全解説!パテーションの建て方
vol.1地スミ&天スミを引く。

今回はお客さまから掲載許可をいただきましたので当社業務の一部をご紹介します。リノベ現場は今流行りのコワーキングスペース&レンタルオフィスZITEKI BASE仙台さん。利用者増加と利便性向上のために間仕切り壁の増設工事をご発注いただきました。

Contents

ZITEKI BASEさんとは

ZITEKI BASE(ジテキベース)さんでは、これから起業する方やちょっとした自分だけの作業エリアが欲しい方にピッタリな空間を提供しています。タイプは「シェアオフィス」・「コワーキングスペース」・「レンタルスペース」の3種類。ワークスタイルや人数に合わせてお選びいただけます。さらに入居者が希望すれば・・・・

  • お仕事紹介サービス
  • 情報発信サービス
  • コンサルティングサービス・・etc

上記のようなサービスも用意されています。平日は随時内覧も受け付けているとの事なのでお気軽にご相談下さい!

コワーキングスペースってなに

最近耳にすることが増えてきた「コワーキングスペース」。英語で書くと「co-working」となります。頭につく「co」は「共同」を意味します。有名どころで言えば、『生活共同組合(生協)「co-op」』などですね。コワーキングスペースは「共同の仕事場」という事になります。

仙台でレンタルオフィスをお探しならZITEKI BASEさんがおすすめ!

入居者は24時間365日いつでも好きなタイミングで利用可能で、Wi-Fiや出力機(有料)なども完備。共用スペースには大きなテーブルが配置されており、入居者同士のコミュニケーションも取りやすい雰囲気がステキです。そこから新しいビジネスチャンスが生まれるかもしれませんね!

ジテキベースのおすすめポイント
  • 充実した共用スペース
  • 24時間365日いつでも利用できる利便性
  • ありがたい付加サービス

ZITEKI BASEさんの詳しい情報ははZITEKI BASEホームページをご覧ください。

まずは「墨出し」。この作業が全てを決める!

ここからは今回いただいたお仕事のお話。今回はカウターテーブルが設置されていた廊下部分にもワーキングスペースを増設したいとのご依頼。共用スペースとしてカウンターを設置していましたが、メインの共用エリアが十分な広さを保有しているので、利用頻度が少なめなエリアでした。であればこの部分もワーキングスペースにしちゃいましょうという事になり、ご依頼を頂きました。

手順1:地スミはレーザーで正確に!」

まずは地スミを付けます。地スミとは、どの位置にどの様な壁を建てるのかを床面に印を付ける作業の事。リノベーションにあたり一番大事と言っても過言ではないこの作業。ここで間違えてしまうと後々取り返しのつかない事態が起こりかねません。図面を良く見て全体の整合性を確認しながらレーザーで正確にマークします。

レーザーの手順
  • 基準点を設定(今回は窓側の壁面から計測)
  • 出来るだけ離れた位置に基準点と同じ数値で計測点をマークする。
  • 機械の水平を取り、レーザーの真下に出る点を基準点に合わせる
  • ラインを選択(今回は縦ライン)し計測点に正確に合わせる
※字幕ありでご覧ください。
レーザーをうまく使うコツ

基準点に合わせる際は妥協しない事!センサー付きで音で知らせてくれる上位機種もありますがなかなかの高額商品!普通のレーザーを使う場合は二人での作業がオススメです。計測点を相棒に見てもらい「もうちょっと右、あ、行きすぎた。もっと左だってば」と言いながらちょっと仲悪くなりながら作業するのが楽しくてGOODです!

手順2:マスキングでしっかりマーキングする

レーザーに合わせてマークしていくのですが、ここで使用するのが「マスキングテープ」です。新築で後々床などを仕上げる場合は墨つぼなどでバチンと打っても良いのですが、今回の様に仕上げ面に直接マークする場合はマスキングテープがオススメです。マスキングテープを使用する事で修正も効きますし、情報も書き込めるので誰が見ても理解できる地スミを打つことができます。

マスキング作業のポイント
  • 貼り付け面は予め掃除しておく事。埃だらけではテープが剥がれてしまします。
  • 妥協せずにレーザーにピッタリ合わせて貼る。
  • マスキングのどちら側が本スミなのか情報を書き込む。

手順3:天井に柱の墨を付ける

手順とポイントは地スミと同じですが、今回は欄間抜きなので天井に来る通し柱の位置も一緒にマークします。当然壁面の真上に柱がくる事になるので、地スミのレーザーを動かす前に同時に作業すると効率が上がります。柱位置は点なのですが、地スミと同じように一本通してしまいます。これが後々役に立ったりするんです!

天井の墨付けポイント
  • 地スミと同じレーザーで同時に作業する。
  • 後々使えるので端から端まで一本通しちゃう。
  • 天井が塗装などの場合はテープで剥離してしまわないように粘着力に注意!弱粘のテープを使用しましょう。
  • 地スミもそうだけど、作業中レーザーに触らないように要注意!

今回はここまで。次回は骨組みを作っていきますので要チェックです!

今回の「完全解説!パテーションの建て方<br> vol.1地スミ&天スミを引く。」いかがでしたでしょうか?
当サイト「セルフリノベの虎の巻」には本記事以外にもセルフリノベに関するアイデアや施工方法の解説など便利な情報を公開しておりますので、是非ご一読ください!

質問・ご相談ございましたらこちらまでお願いいたします。

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