私の相棒であるCC110の魅力とインプレッションをご紹介!相当主観的な部分がございますが、おおらかな心でご覧ください!
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CT125の登場でも色褪せないCC110(2代目)の魅力

悪路走行では比類なきパフォーマンスを見せつけるワイルドな砂利道番長!
クロスカブ C110(2代目)のおすすめポイント
- とにかく悪路に強い!乗り手を選ばない足つき最高のダートバイク
- アフターパーツが豊富でオリジナリティを表現しやすい
- 積載性抜群!キャンプツーリングならこれ一択
- CT125の登場で値段がこなれてきた
①とにかく悪路に強い!乗り手を選ばない足つき最高のダートバイク
まず、「悪路に強い」と言うことの定義ですが、ここでは「荷物満載で目的地までたどり着くための能力」ということです。ダートのタイムアタックではエンデューロバイクの方が速いのは当然。しかし競技用レプリカモデルは足つきが悪くライダーのスキルに多くを依存します。しかも積載能力が低いのが外遊びにおいてツライところ。仮に大型キャリアを装着してなんとか積載性を確保しても、重量バランスは最悪です。爪先立ちの状態で激オモバイクを操るのは難儀します。
一方、クロスカブ CC110は足つきがよく後輪+2足の3輪駆動でぬかるんだ林道をズンズン進んでいきます。華奢な女性ライダーでさえフロント、センター、リアのキャリアにキャンプ道具満載で砂利道を爆走することができるでしょう!
ちなみに50ccのクロスカブでも信じられないほど走破性は高いですよ。

②アフターパーツが豊富でオリジナリティを表現しやすい
CC110は熊本工場生産。国内生産ということもありアフターパーツは他カブシリーズのモデファイが多く、他車種パーツとの親和性も高いので、流用パーツで個性を出しやすいのがポイント。それに比べてタイ生産のCT125はC125のブラッシュアップ設計のため、ほぼ新機軸。発売と同時に社外パーツが一定数発売されましたが、C125と同じ経緯を辿るとなると頭打ち感は否めません。
しかも、ネットオークションやフリマサイトでパーツを探すとなるとCC110のパーツが圧倒的に多く、ブログサイトでもパーツ流用アイデアなどの掲載も多数あるのでCC110カスタムシーンも熟成してきたと言えるでしょう。

③積載性抜群!キャンプツーリングならこれ一択
ツーリングキャンプと言えども、妥協なしにキャンプ道具全て持って行きたい!そんなあなたのわがままを叶えてくれるのがクロスカブCC110。CC110のキャリアは大きいだけではなく気の利いた所にフックポイントがあり物を積むのに都合の良い設計になっています。フロント・センター・リア合計すると荷物積載量は莫大です。原付二種でここまで積めるバイクはありません。ツーリングバイクに匹敵する最大積載量を持つクロスカブ、キャンプの相棒にするならこれ一択です。

④CT125の登場で価格がこなれてきた
2代目CC110の後継車であるCT125がデビューしたこともあって、新車販売は在庫が無くなり次第販売終了となるでしょう。新車で購入できるチャンスはあとわずかですので、新車にこだわりのある方はお急ぎ下さい。
特筆すべきは中古車市場です。もともと中古車市場で人気のある2代目CC110は新車価格とほとんど変わらない価格で販売されていましたが、CT125の納車が進むにつれてCC110の中古車販売価格もかなり落ち着いてきました。探せば30万円弱で手に入れることができます。

それではCC110は完璧なバイクなのかと申しますと、決して完全無欠では無いのです。
クロスカブ CC110(2代目)のマイナスポイント
(欠点が少ないので絞り出しています)
- ギア比が低速重視セッティングなので高速域でツライ。スーパーカブ110シリーズと比較するとギア比が低速走行重視のセッティングに振られているので、街中などを走る際、発進時から中速域まで多少のギクシャク感があります。
- レッグシールドが無いので冬場は足が寒い。悪路走行に特化したハンターカブCT110をモデルにしているのでCT125同様レッグシールドがありません。レッグシールドありのスーパーカブと比較すると冬場は膝から爪先にかけて明らかに寒いです。
- とめどなくカスタムしたくなる。アウトドアで遊ぶ人のバイクなだけに、カスタムの方向性が駆動系や外装系など地味だけど高価になることが。吊るしで乗っても十分走るしクールですけどやりたくなっちゃうから怖いのです。
- CT125に乗っている人のドヤ顔がすごい。なんだかんだ言ってもクロスカブの後継車種であるCT125は話題性が高く、クロスカブは型落ち感が否めない。
それでもクロスカブ CC110(2代目)を選ぶ理由
私がスーパーカブにハマったきっかけはCT110ハンターカブ(オーストラリア郵政仕様の逆輸入車)との出会いでした。このシリーズは熊本工場で生産され豪州に輸出され、また日本に逆輸入された1970年代の車体でした。そのCT110ハンターカブの後継モデルとして熊本工場から誕生したのが現在のクロスカブシリーズ。言わば正統後継者です。

そして2代目クロスカブはCT110のデザインソースを流用しながらもオリジナリティを失うことなく、高次元で現代風にモデファイされています。これには思わずリアクションバイトしてしまいました。CT125の登場も衝撃的でしたがデザインがCT110のコピーに近く、CT110を越えては来なかった。すでにCT110を所有している方々の触手を動かすには至りませんよね。これを新たなハンターシリーズの始祖と考えれば2代目に期待します。
以上の理由より、壊れずに気軽に乗れてオリジナリティのあるクロスカブ CC110を選ぶのは当然至極でございます。
クロスカブ CC110の購入を検討中のかたは是非こちらをご覧ください。
あなたも CC110ワールドに魅了されます!
ホンダオフィシャルサイト
Honda Super Cub Funsite
こんな人にクロスカブ CC110はおすすめ!

- すでにハンターカブCT110を所有している
- 下駄もしくはクロックス感覚でバイクを使う
- Made in Japanを信じている
以上に該当した方はもはや所有欲を止められません!クロスカブ CC110を買っても後悔しませんよ。
質問・ご相談ございましたらこちらまでお願いいたします。