初めて壁紙をセルフ施工するにあたり一体どの様な道具が必要なのか?この記事を読む事でそんな悩みを解決します!今回はパテに照準を合わせ、パテ職人の道具を深堀していきます。これから道具購入予定の方の参考になれば嬉しいです。
Contents
プロから学ぶ道具の種類
パテがけに特化した道具構成
パテ作業の目的とは基本的に下地の段差をなくす事。段差部分にパテを盛り研ぎ整えて平滑にするだけなので使う道具は至ってシンプル。パテを練るバケツと手に取る為の盆、パテを打つためのヘラがあれば基本的にはOK。とは言え状況に応じて色々なヘラがあり、それらをうまく使うことで美しい下地を効率よく作ることが可能になります。
クロス貼り道具と別に管理
同じ壁紙施工の中でもパテ作業と貼り作業は使う道具が全く違います。多くの職人さんは各作業用の腰道具を用意しているものです。パテ作業はどうしてもパテがついた道具を収納する瞬間があるので内部が汚れがちになり、同じ腰袋を使うと汚れ厳禁の貼り道具に汚れが移りよろしくないのです。
道具の役割を知る
各道具の特徴と役割を細かく解説します。道具を選ぶ際の参考にしてください。
パテベラ
パテ道具の中でも一番重要なアイテム。下地用(5寸〜6寸)と仕上げ用(7寸〜8寸)がありパテ仕上がりの幅が変わります。鋼部分の硬さにも種類があり、柔らかめなヘラは伸びが良いが耳が切れにくい。逆に硬めのヘラは伸ばしにくいが耳切れは良くなる特徴があります。持ち手も平たい物や円柱状になってるものなど様々。
私の場合、数種類使ってみてバランスが良かったヘラがコレでした。
パテ盆
盆はオーソドックスなアルミタイプが使い勝手が良いですね。一度だけ取手が棒状になっているタイプを使いましたが、盆からパテを取る時に力入れにくく正直イマイチでした。コレ一択かなー。
サンダー
パテの腕は施工後のサンダー作業が多い少ないの差と言っても良いかもしれません。逆に言えば、パテの仕上がりがイマイチでもサンダーの研ぎ作業を頑張ればプロ並みのキレイな仕上がりに補正できます。
スケール
出隅や入隅などの使用するコーナーテープの長さを測ったりと何かと使用頻度が多いスケール。使いたい時に持っていない事が多い代表選手のこのグッズ。腰にワンタッチで固定できるタイプがオススメです。
カッター&ハサミ
パテ作業時にはボードを削ったり切ったりする事も多いので、割としっかりしたカッターがオススメです。個人的にはお尻の部分に小さいヘラ付いてるのが好きです。使えます!ハサミに関しても同様で、一太刀でコーナーテープが断てる程度の強さは欲しいところです。
スポンジ&スポンジバック
落としてしまったり建具に付着してしまったパテは即座に拭き取る事が肝要。腰道具に軽く濡らしたスポンジを入れておきましょう。他の道具と一緒に入れておくとビチャビチャになってしまうので、スポンジだけを入れる専用の袋を一緒にベルトに通しておくと便利です。スポンジ自体はあまり目の荒くない台所用スポンジでも代用できます。
ウエス
スポンジで大きく汚れを落とし、吸水性の高めのウエスやタオルで拭き取るとキレイに除去できます。但し、タオルについてしまったパテは洗濯しても完全には落ちないので使い捨てと割り切りあまり高価なものは必要なーし!
パテ作業にあると便利なグッズ集
ちょっと高価な物もありますが、あれば超便利なアイテムたち。コレがあれば作業効率爆上がりは間違いありません!
パテプレス
自動パテ練り機。パテ粉と水を専用バケツに入れてダイヤルを回すだけで安定したパテを自動的に練ってくれるスグレモノ。一度使ったら手で練るのがイヤになっちゃいます。
攪拌機
パテプレスで作るより空気量が多くなり痩せやすくなってしまいますが、手で練る事を考えたら全然ラクチン。リーズナブルなのも嬉しいところ。
フラットボックス
今までのパテ打ちって一体・・・と思うようなマシン。因みに使ったことはありません。大量に部屋数がある場合などは真価を発揮しそうな気がします。
セルフリノべやDIYにおいて、道具選びは楽しみの一つでもあります。この記事が、これから購入をお考えの方にとって効率よくお気に入りの道具を揃える為の手助けになれば嬉しです。最後までご覧いただきありがとうございました!
今回の「詳報!パテ職人の腰道具袋」いかがでしたでしょうか?作業自体の詳細は「プロ顔負けのクロス施工〜パテ処理編」も合わせてご覧ください!
当サイト「セルフリノベの虎の巻」には本記事以外にもセルフリノベに関するアイデアや施工方法の解説など便利な情報を公開しておりますので、是非ご一読ください!
質問・ご相談ございましたらこちらまでお願いいたします。