そこそこの大きさでそこそこ甘いメロン&スイカを収穫し「畑 夏の陣」は終焉を迎えました。残ったツルや雑草もキレイに撤去し、次の作物に向けて準備していると相棒が一言「畝(ウネ)多くね?」と。確かに手入れも大変なので多過ぎる畝は栽培の敵だという事になり、作物棚を1列そのまま利用して屋根付き休憩所スペースを作ることにしました。タープが常設されたプチキャンプスペース的な感じに仕上げたいと思います。
Contents
まずは地盤作り
一度引っ掻いて雑草を掘り起こす
後々に雑草が生えてこないように一度土を掘り起こします。雑草の根っこごと掘り起こすわけですが、コレでも雑草はガンガン生えてきますからね。隣では冬越しの野菜でも育てようと画策しているので除草剤はできるだけ使いたくない・・・悩ましいトコロです。
自作のタンパーでぱんぱん
次は整地。40角の材料に65角の柱材を合体させて作成した自作タンパー。コレでぱんぱん叩いていきます。持ち手を角材のままで作業しましたが丸く削った方が良いですね。ずっと作業してると角が当たって手のひらが痛くなってきます。
防草シートを敷く
休憩所一帯に防草シートを敷き敷地の準備は完了です。周りを見ると防草シートを突き破って生えてる雑草もありますが、さほど大掛かりな草刈りはしなくて済みそうです。ただし防草シートが熱に弱いので、焼き物をする時は焚き火台+ファイヤーシートが標準仕様になりますね。
屋根を作る
塗装はマスト。スグに腐っちゃいます。
浜風を甘くみてはいけません。無塗装の木材はあっという間に劣化します。塗装しても劣化は来ますがそのスピードは段違いです。さらにプラスメリットとして塗装した木が劣化するとシャビー感が出てちょっと格好良いんですよね。
勾配は思ってるよりも多めに
今回の仕様は、元々使っていた作物棚2列分サイズの枠を、シートを固定して乗っけて完成というシンプルなモノ。中桟を極力少なくするのでシートの弛みはどうしても出ちゃう。意外と雨水溜まってデローンってなってるタープ多いじゃないですか。そうならない為にも勾配は持っているよりも強めにつけます。今回は10%程度の勾配をつけました。
柱の長さでフレキシブルに
現在の向きが低い方が西側なので、秋も深くなると今の角度では西日を止められなくなる可能性もあります。そんな時の為に勾配は後々調整しやすいよう東側に取り付ける柱の長さで自由に変更できるようにしてあります。
固定テーブルの取り付け
センターの柱にちょっとした固定テーブルを取り付けます。テーブルがあれば簡単なデイキャンプは食材と器具だけあればOKなので更にお手軽に楽しめますね!
足レスで足元をスッキリと
今回取り付けるテーブルには足を付けずに足元をスッキリさせます。足はないけどそこそこ頑丈。見た目もなんかカッチョ良い!そんな雰囲気を狙ってみましょう。
回転系の動きにちょっと弱いか・・・
筋交だけでなんとかなると思いましたが、センターの柱を中心に回転系の動きが弱い。散々足レスとか言ってきましたが追加で杭を2本打ち込みます。これでかなり頑丈に固まりました。
天板を雑に打ち込む
天板はパレットをバラしてゲットした板材を並べます。厚みも若干違いますがそんなことは気にしない!ビスを打つ位置も印など付けずに感覚でどんどん打ち込みましょう。こういう仕様の場合は多少雑に作った方が良い感じに仕上がります。
骨組み完成!
骨組みが完成しました。シートを貼った後だとやりにくい作業や、補修できない部分もあるかもしれませんのでこの段階でよくチェックしましょう。補強も必要であればここで完了させておいた方が良いですね。
仕上げにシートを張る
大きさは要確です
今回購入したシートは2mx3mの厚手の防水シートです。最初にシートの大きさありきで、それに合わせて枠を作るのでシートサイズは最重要項目です!4辺に150mmのクリアランスを作り、枠の内寸で長手3300mm x 短手2300mmに作成。この150mmのクリアランスが弛みの調整をしやすくします。
ロープはダブルで適度に引っ張る
ハト目を通すロープはダブルにして適度に引っ張りましょう。あまりぎゅーんと引っ張るとハト目が千切れてしまうのであくまで適度に。後々シートが伸縮した時に調整ができる様にロープには余裕を持たせておく事が大切です。
完成をイメージしながらバランス良く
シートを貼っていくときは全体のバランスを確認しながら貼っていきましょう。ちょっとのシワが水を溜め込んでしまったり一点に力が集中してハト目が壊れたりするので、全てのハト目に均一に力がかかる様にバランスよく固定します。
完成デス。早速お試しキャン飯。
出来ました!雰囲気もあり満足な仕上がりです。かなりカッコイイ。
早速デイキャン飯を堪能しました。
今回の「気軽にデイキャンプ!シェード付き休憩スペース製作」はいかがでしたでしょうか?当サイト「セルフリノベの虎の巻」には本記事以外にもセルフリノベに関するアイデアや施工方法の解説など便利な情報を公開しておりますので、是非ご一読ください!
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