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室内窓で開放的なオフィスリノベ

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株式会社いちたす様よりオフィスリノベのご依頼

今回ご依頼をいただいたのは仙台市一番町の株式会社いちたす様。現在同ビルにてオフィスを構えておりますが、隣の部屋にセミナールームを新設する事になり、そのオフィスリノベーションをお手伝いする事になりました。クライアントより許可を頂きましたので虎の巻にて公開致します!

「株式会社いちたす」とは?

宮城県仙台市を拠点に全国の幼児教育・保育事業の経営をサポートする会社です。
何度となく代表やスタッフの方々とお会いしましたが、みんな人柄の良さが溢れまくるステキな方ばっかりでした。

詳細は右のリンクから閲覧できます!>>株式会社いちたす

落ち着いた雰囲気でシックに

今回のテーマは「落ち着いた雰囲気でシックな空間」というのがプランナーからのご依頼。空間全体は黒を基調にシックにまとめ、アクセントに壁一面のオープンシェルフで温かみをプラスしてます。上部開口のパテーションとはいえ、そのまま壁建てしてしまうと黒も相まって閉塞感が強くなりがち。壁に室内窓を配置する事で適度な抜け感があるオフィスに仕上がりました。

黒板にもなるブラッククロス

今回使用したクロスはサンゲツのTH32021番。1000番クロスで職人泣かせの薄々クロス。折れじわやオープンタイムに注意しながらじっくりと貼り上げました。

このクロスは黒板性能も持っており、チョークで書いたり消したりが可能!季節によって変化するちょい足しアクセントに活躍しそうですね。

天井はマットブラック塗装で

天井ジプトーンだった為、下地増し貼りor全パテでクロス仕上げも検討しましたが、パテーションの通し柱や既設の照明・エアコンなどが複雑すぎるため今回は塗装仕上げ。二人がかりでジプトーンの穴にえいえいと色を入れ続けました。

フレンチヘリンボーンでクラシカルに

フロアはフレンチヘリンボーンのフロアタイルを使用。床全体がOAフロアなのでピールアップの効き具合が心配でしたが全く問題なし!角が浮くこともなくピッタリ吸い付きました。

建具&デコマド

カスタム性激高「LIXIL デコマド」

今回使用した建具類はLIXILシリーズ。デコマドはカスタム性が高く、と言うか既製サイズはないのでフルカスタム。設置する壁に合わせて全幅や行列数、一枚の窓サイズをカスタムします。これがなかなか良い!取り付ける為の枠の加工に手間が掛かりますが仕上がりは上々。閉塞しがちなパテーションオフィスに開放感が生まれました。

アイアンの素材感が◯

建具もLIXIL製で使用したのはラッシサDヴィンティア。マットブラック系の建具って数が少くないのですが、ヴィンティアは今回のテーマにピッタリでした。建具表面は板金風のエンボスがあり、把手&丁番のアイアンとの相性も◯。

壁一面のオープンシェルフ

ランバーコアで箱組

今回のリノベで最もシンボリックなアイテムが壁一面のオープンシェルフ。数種類のランバーコアを箱組して柱のないスッキリした仕上がりに。背板は入れずにクロスで仕上げた壁面に直接施工してあります。背面のクロスはスクリーンにもなるので、プロジェクションマッピングで動的な要素を加えても面白そうですね。

フロントラインに間接LED

什器のフロントラインにはラインLEDを仕込み、ふんわりと箱の中を照らす間接照明がシックな空間に柔らかなアクセントを演出してます。個人的にめちゃめちゃお気に入りな一つです。施工もめっっっっっちゃ大変でしたけど (>_<)/

久しぶりの更新になってしまいましたが、今回の「室内窓で開放的なオフィスリノベ」はいかがでしたでしょうか?次回のリノベ案件ご報告記事をお楽しみに!

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