Contents
純正キャリアが小さすぎる!スーパーカブC125の積載能力を爆上げするアイテム。
悩ましいのがデザインと積載性の両立。
ツーリングキャンパーにとってバイクの積載能力不足は永遠のテーマではないでしょうか?例に漏れず、というかスーパーカブC125はリアキャリアが小さすぎることで有名。まるで「C125ではキャンプに行くな。」と言わんばかりに小さい!
でも行くんですよキャンプに。積むんですよ山ほど。そんな山ほど荷物を積むけどデザイン性は損いたくない私の積載術をご覧ください。
大きめキャリアをインストール
C125の純正キャリアはA4サイズ程度で、防水バッグを積むのが精一杯です。そこでリアキャリアを大型化してツールボックスを積めるように底面積を拡大!クロスカブの純正キャリア流用でも良いのですが、ちょっと加工が必要になる上に高価。そこで社外品の登場です。メーカーにもよりますが、純正品より安価なことが多いので助かります。
様々なメーカーからリアキャリアキャリアがリリースされていますが、ポイントとなるのは、溶接の精度、サイズ感、フックポイントなど、基準はやはりクロスカブになります。
[大きめキャリア]をご購入の前にチェック!
- [実用性とデザイン性]
大きければ積載量は増えますがカッコ悪くなるのと取り回しが悪くなります。 - [超重要!フックポイント]
意外と重要なのがベルトを掛けるためのフックポイントの数と位置。これにより荷掛けした時の安定感が全く変わってきます。 - [粗悪品にご注意を!]
溶接が汚いと洋服が引っかかったり荷造りベルトを傷つけますので粗悪品には注意してください。
デザイン重視!という方はもちろん純正が一番。純正以上にマッチしたキャリアは見たことがありません。お好みでデザイン性を損なわない、良質でちょうど良いサイズのキャリアを見つけて下さい。
ファッション性だけじゃない!効果絶大のベトナムキャリア。
スーパーカブの定番アイテムであるベトナムキャリア(センターキャリア)。ドレスアップにはマストアイテムですよね。これまた多種多様な商品が発売されておりますが、抑えるべきポイントがあります。
キャリアを選ぶ時のポイント
- 荷物をはさめるようにスプリングが付いている物がおすすめ!荷物が大きくてはさめなくても、ベルトの固定などが容易になります。
- ワイドが広すぎると運転中に足に干渉します。キャリア自体はぶつからなくてもステーが異常に張り出しているモノがありますので要注意。
- スーパーカブC125はバッテリーがシート下にあるため、ベトナムキャリアを取り外さないと露出しません。バッテリートラブルが多いC125なので取り外しが容易なキャリアを選びましょう。
- 溶接箇所が少く切りっぱなしではないモノを選びましょう。スチールパーツはサビが宿命です。溶接ポイントが多いとパンツやスカートが引っかかります。
クロスカブはまさにキャンプツーリングの申し子!
工夫次第でまだまだ積める!クロスカブのリアキャリア加工。
クロスカブCC110はモデルコンセプトがツーリングキャンプにドンピシャ!まさにキャンパーのためのカブです。さらに純正リアキャリアはちょっとした加工で積載量が大幅にアップします。
基本的にデイキャンプ程度であれば純正リアキャリアだけでも十分なのですが、お泊まりキャンプとなるともう少し積みたい!そんな時に便利なアイテムをご紹介します。
リアキャリアのバーハンドル(シート側の垂直パイプ)を切断!
スーパーカブの欠点は、工具やレインウェアを入れておける収納が無いと言うところ。普段はリアキャリアにボックスを積んでいる方も多いのではないでしょうか?しかしキャンプとなると普段使いのボックスだと容量不足のため大型ボックスに載せ替えることになります。すごくめんどくさいですよね。そんなお悩みを解決してくれるのが「キャリア加工+ツールチューブ」
キャリア加工の手順
- リアキャリアのバーハンドル(垂直パイプ)を切断します。切断位置は取り付けるチューブにより異なるので合わせて切断して下さい。金ノコで恐ろしいほど簡単に切れます。5分かかりません。
- パイプの切断面にゴムキャップを付けます。そのまま放置するとパイプ内に雨が進入して錆びます。ゴムキャップはホームセンターで手に入ります。
- ツールパイプの取り付けは結束バンドかドリルビスがオススメ。ちなみにチューブは常にバイクに付いているので鍵がかかる物にしましょう。車載工具、車検証、合羽程度なら入ります。
これによりシート後部の無駄なスペースが無くなりツールチューブを付けたまま大型ボックスが載せられるようになります。
なるほど!と思った方は自己責任でお試しください。
ライトフレームも有効活用!超便利なフロントキャリア&BOX
クロスカブにはライト周りにいかにもキャリア風のフレームが付いております。しかしこのフレームはライトを保護するものでキャリアではありません。ここで登場するのが、フロントキャリア&防水ボックス。
クロスカブの使い勝手を大きく向上するオススメのアイテムです。
フロントキャリア周りのアイテム選びポイント
- フロントキャリアはスチール製の防錆塗装品がオススメ。スチールの良いところは柔軟性がありビスの食い付きが良いので悪路走行時の振動でビスが緩みにくいと言う利点があります。欠点としては錆びること。未塗装品はすぐさま錆びてライトやフレームに錆を呼ぶのでせめて塗装品にしましょう。
- 防水機能がしっかりしたボックスを選びましょう。私はペリカンケースを使っています。水没しても一切浸水しません。アメリカ軍用品です。
- 鍵がかかるボックスがマストです。私はキャンプに行くと財布やスマホなどを無くすので、このボックスに全て入れっぱなしにしております。
豊富な外装パーツも積載性アップに効果絶大!
センターキャリアはもちろん、リアライトガード、ハンドルブレースバーなど、とにかく円パイプパーツが豊富なクロスカブのアフターパーツ。これらのパーツもキャンプ仕様となるとおしゃれパーツでは無くなります。是非とも欲しい積載アップのアイテムたちです。
積載能力アップアイテムのポイント
- クロスカブの場合、センターキャリアはパイプ径が太いものを選んでも車体とのバランスが崩れない!ここに重量物を積むと重心が下がりリアヘビーが解消されるので、悪路走行でフロントタイヤが浮いてしまうことが無くなります。
- リアキャリアから飛び出してしまうほどの大型ボックスを結束する際に重宝するのがリアライトガード。車体フレームと直結しているのでラッシングベルトなどでガッチリ決めることができます。
- ハンドルブレースバーはスマホホルダーやヘルメットホルダーなどフックパーツの取り付けに便利なアイテムです。私はヘルメットホルダーをコンビニフックとして利用しています。
積載能力はクロスカブCC110の圧勝!
スーパーカブC125でもデイキャンプアイテムならたくさん積めます!
この企画、やる前から結果は見え見えでしたが、やはりクロスカブの積載可能量は異次元でした。デイキャンプアイテムを積む前提でしたが工夫しだいでオートキャンプレベルの荷物でも積むことができます。サイドバッグやエクステンションキャリアを使えばもっと積めるとは思いますが、普段使いの利便性やデザイン性重視のカスタムに限らせて頂きました。
今回クロスカブに積んだものリスト
タープ、テーブル×2台、キャンプチェア、焚き火台、バーナー、カトラリーセット、食材、水、備長炭などなど。アイテムの詳細はまた別の機会にご紹介いたします。
スーパーカブはキャンプに最適なレジャーバイクだと思います。しかし、過積載や重量バランスの変化はバイク自体の挙動に大きな影響を与えます。安全に移動できる物量を意識してアイテムの持ち出し量を決めましょう!
質問・ご相談ございましたらこちらまでお願いいたします。