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あまったお刺身&黒胡麻で激うま茶漬け。
キャンプ泊で足腰立たなくなるほど飲みすぎるのが紳士たる私のたしなみ。
翌朝目覚めると天日干しにした雑巾ほどに喉が砂漠。
そんな即身仏状態でもどんどん食べられちゃうのが「漬けマグロの黒胡麻茶漬け」
超絶簡単に小料理屋レベルのお茶漬けを楽しめちゃうので、ぜひキャンプに出かける前の晩飯はお刺身にしてください。そしてマグロを残してズケズケタイムです!(漬け漬けね)
高級すぎるお刺身だと即身仏には脂っこい。
このお茶漬けの具材に最適なのは、「マグロの赤身」「かつお」「鯛」「アジ」などの脂の少ない魚。私の地元である仙台だと「カレイ」「アイナメ」などもベストマッチです。
今回は冬が一番美味しいマグロ界のコスパ王「ビンチョウマグロ」の切り身で実践。
漬けマグロの黒胡麻茶漬け(2〜3人分)
漬けマグロの黒胡麻茶漬け材料
- あまったマグロのお刺身(お刺身ならなんでも):ある分だけ
- 黒胡麻(すりごま):お好みので
- ごま油:適量
- 昆布だし醤油:適量(具材が浸かる程度)
- かつおだし(今回は顆粒だしを使用):適量
- ご飯:お好み
- 万能ネギ:適量
- わさび(チューブ):お好みで
このお茶漬け、黒マグロのトロ、中トロで作ったらさぞかし美味いのではないかと思い試したのですが、脂が出汁に溶け出してしまい身がパサパサに。しかもだし汁もギトギトになってしまい二日酔いの朝飯にはキツイ!
安くて脂身の少ない魚の方が「漬け」には適しているようです。
できれば前夜から漬けると旨味最強に。(作り方の紹介)
- 刺身を一口サイズに切りメスティンに投入。容器はなんでも良いのですが大きすぎると、醤油の消費量が半端ないので、なるべく小さいものを選んでください。
- 刺身の上にすりごまを振りかけます。分量はお好みですが、「こんなにかけるかっ」てくらいかけた方が美味しいです。今回は半袋(20g程度)ぶっかけました。

- すりごまを入れたメスティンに出汁醤油(昆布)を入れ「漬けタイム」。この時、お魚が隠れるくらいひたひたにして下さい。この漬け汁は最後にソースとして使いますので無駄になりません。
- できれば前日から漬けておくと旨味が上がるのですが、2時間程度漬けただけでも相当美味しいですよ。

- 漬けマグロ&漬け汁によって温度がかなり下がるので、ご飯は炊きたての方が美味しい。前日の冷や飯を使う場合はジップロックに入れてボイルしてください。ご家庭でお試しの際はレンチンしてください。
- ご飯の固さは好みが別れると思いますが、個人的には硬めが好きです。
- だし汁をかけて蒸すので、炊飯に失敗してもある程度大丈夫!

- ご飯をお椀によそったらセンターにマグロポケットを掘り、マグロを沈めます。
- だし汁は「かつお」「あご」などがベスト!キャンプ飯なので粉末や顆粒だしで全然OK!お味噌汁のベースと同じくらいの濃度がベスト。
- 熱々のだし汁をかけて蓋をして1分程度蒸らします。蒸らすことでマグロが温まりプリプリ食感にグレードアップします。ご飯との温度差も解消されますので、蒸してくださいね。

- メスティンに残っている漬け汁で味を整えます。漬け汁が足りなくなった場合は、出汁醤油でもOK。
- 乾燥ネギでも分葱でも薬味があれば美味しさ倍増!ごま油をひと回しして、ワサビをのせれば完成です!

二日酔いの朝でなくても、シメ茶漬けとして存在感抜群の「漬けマグロの黒胡麻茶漬け」。オールシーズン楽しめますので是非お試しください!

「よくよく考えると、これ茶漬けじゃないですね、出汁漬け。」
「お茶の要素が全く無いけど茶漬けって」
「・・・・・・」
茶漬けを食しながら、そんなことを考える二体の即身仏でした。
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