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時短調理でも妥協なし。市販ルーにひと工夫で激ウマ本格プロカレー&クリーミーカレーうどん。
キャンプ飯の定番と言えばなんといってもカレー!しかし、味にこだわればこだわるほど手間と時間がかかります。「今回は時短調理でも本格プロのカレー」と題しましてそのレシピと調理方法をご紹介いたします。
ひき肉とひよこ豆のキーマではない旨辛欧風カレーソース
実は私、過去にカレー店の運営に携わっていたことがあるのです。そこで学んだ知識をベースにキャンプ飯に適した、誰にでもできる絶品のカレーソースの作り方を伝授します。
今回は「ひと鍋」で「包丁を使わず」に、「15分以内」で完成するカレーソースを作ります。そのまま食べてももちろん美味しいですが、お好みでお肉・シーフード・野菜を入れるとオリジナリティのあるカレーになりますので、ぜひお試しください。

ポイントはソテーオニオンとガラムマサラ(材料)
カレーソース材料
(カレー2皿分とカレーうどんのベースソース分)
- カレールー:1パック(5〜6皿分程度/辛さはお好みで)
- 牛乳:300cc(できれば特濃・成分無調整)
- プレーンヨーグルト100g
- 水:200cc
- ホールトマト:半缶(200g程度)
- ひよこ豆の水煮:1缶200g程度(ガルバンゾ)
- ひき肉:200g(合挽きでオッケー)
- ソテーオニオン/ダイス50:(250g程度 レトルトの炒め玉ねぎでもOK)
- マッシュルームスライス缶詰:1缶(適量使用)
- ニンニク&生しょうがチューブ:各々10g程度
- ビターチョコレート:1/4袋
- ガラムマサラ(マサラマイルド):5g程度
- コンソメキューブ:半個
- べつ辛用のブラックペパーとチリペパー
以上、ほとんどスーパーで揃います。無い場合は業務スーパーかアマゾンにて。
コクを上げたい場合は、水の代わりにフォンドボーを使ってください。材料の細かい分量は味の好みで変わりますので、大雑把で構いません。市販のカレールーの銘柄で大きく味が変わりますので。
それよりもソテーオニオンとマサラマイルドをケチると普通のカレーになっちゃいます。コンソメキューブは無くてもOK、味をみてパンチが欲しい時に投入してください。
ソテーオニオンに書かれている数字は原材料に対する重量%です。すなわち50だと「原材料を50%までソテーしています」ということ。数字が小さくなるとソテー時間が長く、色が茶褐色になります。目安として30だとデミソース、70だとホワイトソースに向いています。
カレーソースですと個人的には50がベスト!よくスーパーで売っている「あめいろ玉ねぎソース」は50程度です。

作り方:超簡単!15分の速攻調理。
カレーソースの作り方(カレー2皿分とカレーうどんのベースソース分)
- ひき肉や具材をオリーブオイルで炒めて焼き目をつける。
- 今回は豚バラブロックも入れるので同時に炒める。
- 水200cc、牛乳300cc、プレーンヨーグルト100g、ソテーオニオン250gをインし煮沸。
- ホールトマト200g、ひよこ豆、マッシュルームスライスを投入し、7分程度煮込む。
- ニンニク10g&生しょう10gが&ビターチョコレート1/4枚を投入し攪拌。
- 火を止めてカレールーを割り入れほぼ完成です。
- 最後にガラムマサラで味を整えれば、途端にオリエンタル感が倍増します!
- コンソメキューブを使うときはお湯で解いてから!
我が家は別辛主義なのでブラックペパーとレッドペパーは後入れですが、面倒な時は鍋にインしても全然オッケーです。15分で出来上がります。(手際次第)

リッチな味にしたい場合はひき肉をバターで炒めると芳醇なコクが出ます。調理の最大のポイントはルーを投入する前のスープの状態で味が成立していることです。「塩コショウで味を整えれば美味しいトマトスープ」のような味が出てれば正解です!

市販のカレールーの原材料のほとんどは小麦粉です。小麦粉をバターで炒めてスパイスを調合して固形化したものが「ルー」です。味の良し悪しはバターの含有量に左右されます。バターの含有量が低く食用油の含有量が高いと、コクのないルーになります。
小麦粉を使っている以上、ルーを使えば必ずとろみがでます。シャバシャバなカレーがお好みであれば、クミン、ターメリック、コリアンダー、カルダモン、オールスパイスなどをバターで炒めるとカレーのベースが出来上がります。
一鍋で二度美味しい「絶品クリーミーカレーうどん」

蕎麦つゆ一発であの有名店の味に!(材料&レシピ)
カレーうどんの作り方(カレーうどん2人分)
- 蕎麦つゆ(2倍濃縮)100cc、水100cc、牛乳200ccをカレーに投入。
- チューブしょうが10gとうどん2玉を入れて煮込む。
- きぬさやをトッピングして出来上がり!(今回は割愛)
コクを上げたい場合は、水の代わりに牛乳のみ300ccでもOKです。ちなみにこのカレースープはリゾットにしてもかなり美味いのでお試しください!

今回は時短調理でカレーを作りましたが、自分でルーからカレーを作ってみても楽しいと思います。「小麦粉をバターでとろとろになるまでひたすら炒め、スパイス達を投入!」冷めるとカチカチに固まりルーが完成します。
気をつけて欲しいのが、衣服や部屋中にカレーの匂いが付着し1週間はカレー臭くなりますので、キャンプで作ってみるのが得策だと思います!
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